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ExcelVBA専門技術ブログ

VBA開発事例紹介 No.2 (バーコードの自動生成 JANコード13桁)

今回は実際に過去に対応したExcelVBAでの開発事例を紹介

あなたの職場でもお役立ちできるヒントとなれば幸いです。

 

概要

内容はタイトルの通り「バーコードの自動生成」です。

バーコードにはさまざまな種類があるのですが、今回は最も主流のJANコード13桁の自動生成。

下記画像のようにバーコードの番号13桁をもとに右側にバーコードを生成してセル内に収まるように貼り付けます。

 

技術解説

バーコード生成の手順は次の通りです。

  1. シートに入力してある番号を一覧で取得する
  2. それぞれの番号(13桁)をもとにバーコードを別シートに生成する。別シートがない場合は新たにシートを追加する。生成にはセルの塗潰しを利用する。
  3. 別シートに生成したバーコードを、生成範囲のセルをコピーして生成先のセルに画像として貼り付ける。作成元の別シートは消去する。
  4. 貼り付けたバーコード(画像)のサイズをセルに対して余白ができるように調整する
  5. 2~4をそれぞれのバーコード番号でループして処理する

少しだけ解説をすると、2の「別シートにバーコード生成」は次画像のような感じで別シートにセルの塗潰しを利用して生成します。

コード

実際に実装したコードを添付します。

流用する際は必要な部分だけかいつまんで利用してください。

S_バーコード出力テスト · GitHub

 

コードの階層構造は次のようになっています。

Get__バーコード番号一覧・・・セルに入力されたバーコード一覧を取得する部分

MakeBarcode_JAN・・・バーコードを生成してセルに貼り付ける部分

SetPictureInCell・・・バーコードのセル内でのサイズ、位置を調整する部分

 

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